君の木の下

夫婦と子どもふたりの日常備忘録

保育園入園

とうとうくうちゃんが保育園に入園した。およそ生後7ヶ月。しばらくは短時間の慣らし保育だけれど、そのうち朝9時から夕方5時半までの約8時間半を園で過ごすようになる。

あまり人見知りしないほうだが、それでもまだ0歳の赤ん坊を8時間半も他人に預けるのはどうなんだとわたしは心のどこかで思っている。

午前中だけ、とかならほどよい刺激になっていいと思うのだけど、夕方までというのはやっぱりちょっと長い気がする。 

 

先生たちはやさしい。

しかしなにしろ部屋が狭い。国の基準ぎりぎりなんじゃないかと思われる圧迫感のある部屋に赤ちゃんがたくさん、0歳児クラスなので先生もたくさん。泣いている子が一人でもいるととてもうるさい。

わたしが子どもだったら、保育園に行くのはいいけれど、もっと子どもが少なくてもっと広い園がいいな、と思いながらいつもふみちゃんを連れて行っていた。

近隣の園の中でここが一番職員配置が手厚かった、老舗の園でベテランの先生も多い、という理由でこの園を選び、それ自体は間違っていなかったとは思っているが。

 

くうちゃんのクラスメイトは、狙ったように半分が4月、5月の春生まれだった。狙ったようにというか、たぶん狙っているのだろう。年度の早いうちに生まれたほうが何かと有利だから。ふみちゃんのクラスメイトも、やはり春生まれが多い。7月生まれのふみちゃんが後ろから数えたほうが早いくらいだ。

誰もが、まだ小さな赤ちゃんを保育園に預けるのには抵抗があるのだろう。

 

それでもわたしは働きたい。いや、働くことはそんなに好きではないけど、家にずっといるのは向いていないのだ。そして働くからにはちゃんとやりたい。だから保育園が必要だ。

だからといって、預けることへの罪悪感が全くないわけではない。

ふみちゃんが赤ちゃんのときも思っていたような気がするが、身体が2つに分裂して、仕事しながら同時にくうちゃんと過ごせたらいいのに。

 

まあ、2歳のふみちゃんは最近、「あしたもほいくえんある? やったー!」と喜んでいるので、こんなふうに悩むのは1年か2年くらいなものだけれど。