君の木の下

夫婦と子どもふたりの日常備忘録

働きながら子どもを産む、育てるって大変

もう産休に入ったから今はそうではないが、それ以前は毎日登山に行くくらいの感覚で仕事をしていた。

妊娠してからというもの、ちょっとした動作で息切れして何をするのもだるく、8時間寝ても睡眠不足で疲れが取れない。そんな中ふみちゃんを保育園に送ってそのまま出勤し、定時まで仕事をして(たまに残業して)、夜ふみちゃんが寝た後に翌日の晩ごはんの準備をする。そしてふみちゃんの隣で寝ていると、ときどき夜中に起こされて。休みの日に休めるかというと、休みの日はふみちゃんを連れて公園を巡回するので平日より体力を消耗するという。

毎朝、まるで前日に登山をしたかのようなぐったりとした疲れがあった。

そしてその疲れをかかえたまま、また登山へ行くみたいな。

 

わたしにつわりの症状が出始めてから、それまで30分時短だった大木くんが1時間半の時短勤務に変えてくれ、さらに後半には隔週で家事代行さんにも来てもらって、息も絶え絶えながらなんとか産休まで乗り切った。

 

しかしここはあくまで一時待避所というか、このあとさらなる過酷なクエストが待っている。乳幼児2人抱えて共働き(両実家は遠方)っていう。

職場復帰するころにはある程度わたしの体力も回復していると思うが、はたして無事に乗り越えられるのか。

夜泣き対応とか離乳食づくり、子ども2人が時間差で風邪をひいて保育園を休んだら……など考えるともう対応できる気がしないのだが。。

ふみちゃんのときの夜泣き対応、しんどかったなよあ。

腸炎で10日間くらい保育園に行けなかった時も。。。(夫婦交代で仕事を休んだが、たまっていく仕事にヒリヒリしながら過ごしていた。自分の仕事がたまるだけであまり周りに迷惑は掛からないというのは気は楽ではあるけれど。)

 

大木くんとは、来年は夫婦2人とも2時間の時短勤務(6時間勤務)にして、かつ毎週家事代行を呼んでもいいのではないかと話している。

収入は減る、支出は増える。責任ある仕事はたぶんできない。

 

なんだかいろんなものを犠牲にしているような気もするが、そういうところには蓋をしてこの道を進むしかない。というか考える余裕もない。

大木くんが妻と同等かそれ以上に家事育児をしてくれる人だったことに感謝。わたしの会社が、時短勤務のはずが持ち帰り仕事をさせられるなんてブラック職場じゃなかったことに感謝。

もしワンオペだったら、もし復帰後も仕事量を減らしてもらえていなかったら、仕事を続けること自体無理だったかもしれない。少なくとも2人目は作れなかった。

今の状況はかなりラッキーだったのだ。たぶん。

 

上の世代の女性社員を見ていると、もっとパワフルに仕事も育児もやってきました!という人も多くて、どうしてわたしたち夫婦はそうできないのだろうと思うけれど、でもできないものはできない。体力は有限だ。

 

とにかく、あと2、3年は根性論でがんばるしかない。

子どもが2人いたらきっと楽しい。そう信じて。

お金とか、仕事のやりがいとかは、そのあとまた考えよう……。