君の木の下

夫婦と子どもふたりの日常備忘録

息子が生まれた

息子が生まれた。

9月生まれなのでくーちゃん(仮名)と名付けた。

 

分娩後、まじまじと彼の顔を見て、姉のふみちゃんほど顔の造形が可愛くないな、と思った。

今は少し顔がしっかりしてきてブサイクというほどではなくなったが、やはりふみちゃんほどかわいくはない。男の子って感じの顔をしている。

赤ちゃんには男も女もないと思っていたが違うのかもしれない。くーちゃんはふみちゃんが新生児だった頃のような日向のようないい匂いもほとんどせず、かわりに頭皮の脂のにおいがしている。

これが男の子ということか…!とびっくりしている。

 

では愛情が湧かないか、というともちろんそんなことはなく、ただただかわいい。

ふみちゃんのときはおそるおそるという感じで抱きしめ、彼女が泣く度に夫婦そろって右往左往していたものだが、二人目となると何が起きても「まあこんなもんやろ」と思えるので、心にあるのはただただ「かわいい」という感情のみ。

寝ててもかわいい、泣いててもかわいい、変な顔しててもかわいい、ゲップさせるときにくたっともたれかかるぬくもりもかわいい。全部かわいい。

 

くーちゃんは最近、お腹が空いているわけでなくてもよく泣く。抱っこしていればすやすや眠る。うれしいのでわたしはずっと抱っこしている。あったかい。癒やされる。

抱っこしたままおやつもご飯も食べ、本を読んでいる。大木くんが育休中なので家事はほぼ丸投げである。

大木くんが家にいるのはあとひと月ほど。その間は抱っこしまくる所存。