倦怠期になったら浮気するだろうか、という話を2日に渡ってしてしまった。
大木くんは「絶対」というような確定的な物言いを極端に嫌う。だからわたしのほしい言葉はいつまでたってももらえない。
ただ、今の気持ちを言ってくれればいいだけなのに。未来のことなんてどうせ知りませんよ。無責任に今この瞬間の永遠を誓ってくれたらいいだけなのに。
いつでも帰ってきていい、絶対になくならない安心な場所がほしいと私は泣いた。
とうとう観念して、大木くんは「君のそばに俺がいることが君にとって良いという状態であるかぎりそばにいるって言うことでどう?」と言った。