君の木の下

夫婦と子どもふたりの日常備忘録

インドア派だけどさすがに出かけたい

在宅勤務の日は大木くんが晩ごはんを作ってくれるようになった。

最近ではレシピを見なくても、冷蔵庫にあるもので適当な炒め物や味噌汁、焼き魚くらいは作れるようになっている。すごい成長ぶりだ。わたしが産休に入っても、勘を鈍らせないよう、土日は料理をしてくれるらしい。

 

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先日の大木くん作晩ごはん。干物とナスの揚げびたしと豚汁。これくらいならもうレシピサイトは必要ないようだ。そして最近はいつもおいしい。

穏やかな自粛生活。

しかしここへきてわたしは「おでかけしたい!」と身悶えている。

 

引っ越しの片付けもとうに終わり、週末はずっと家で本読んでるか、スマホをいじりながらだらだらしているか。

新しい部屋からは、窓を開けると眼下の歩道をたくさんのランナーたちが走っていて、わたしもそこに混ざりたいのだけれども、おなかが重くてそうもいかず。ああ。走れさえすれば、無為に過ごした土日もその汗で充実感に変わるのに。

 

仕事は毎日行っているが、産休前に一部引き継いでしまったおかげで今は毎日定時で帰れるし、なんだかメリハリのない毎日。みなぎる充実感とか達成感というものがない。土曜日の夜、「明日も休みだ」と思ってもそんなに嬉しくない。

だらだらするのがわたしだけならともかく、大木くんまでそうだとなんだか見ていられない。彼を堕落させてはダメだ、わたしが彼に充実感を与えねば、となぜか責任を感じてしまう。

お出かけしたい。美術館行きたい。千葉の海を見たい。フレンチレストランに行きたい。新緑の奥多摩に行きたい。

 

 

これまでわたしは、自分のことをインドア派だと思っていた。

実際、つい最近まで自粛生活に満足していたことを振り返ると、わたしはどっちかというとインドア派なのだろう。

けれど大木くんと付き合うようになってからは毎週のようにどこかにお出かけしていたし、それ以前だって、思い返せば自宅で女子会をやったり、会社の同期とちょこちょこ車で出かけたり、先輩にゴルフを教わったり登山に連れて行ってもらったり、一人またはサークルのメンバーでマラソン大会に出たり、仕事の勉強会に顔を出したり、一人でカフェや映画館に行ったり、週3でジム通いをしたりと、何かしら活動していた。

わたしって実はアクティブな人間だったのかもしれない、などと考えだす今日このごろ。

 

 

もう耐えられない!

12月に切迫流産になってからもうまる5か月もまともにお出かけできていない!

宣言解除されたし来週こそはお出かけする!

美術館でもフレンチでも行ってやる!

それが無理なら隣の駅のカフェでもいい!

もう妊娠8か月だけど!

これ以上まったく同じ週末が毎週続くのはいやだ!

 

 

 

今週のお題「遠くへ行きたい」