アイスランドは天気の変わりやすい国だ。空は山の天気みたいにコロコロ表情を変え、数日先の天気予報はあまり役に立たなかった。
わたしたちが新婚旅行で訪れたときも曇り時々小雨という1日から始まり、空は街に虹を架けて出迎えてくれた。
すっきり晴れる夜がなくてついにオーロラには出会えなかったものの、代わりに虹にはたくさん出会うことができた。
日本の10年分くらい見たんじゃないかと思う。
これは取って置きの1枚。氷河とアザラシと虹。
苔の大地を走っていたときなど、太陽にずっとハロがかかっていた。
毎時間のように天気予報をチェックし、毎日空を見上げていた。
大木くんとは、また40年後に訪れることを約束している。
今週のお題「空の写真」