君の木の下

夫婦と子どもふたりの日常備忘録

鍵を持って出るのを忘れた

鍵を持って出るのを忘れた。
数日前のこと。
あいにく大木くんは飲み会。帰りが遅い。
電話すると、11時ごろ帰るという。
でも新宿まで鍵を取りに行くのはできないと思った。その日は昼頃からお腹が痛かったから、満員電車にまたのるなんて、と。
帰る頃また連絡をくれると言った。

ファミレスで時間をつぶす。
が、10時をすぎても連絡が来ない。
こんな時だから、久々に会う人との飲み会でも少しくらい早く帰って来てくれるのではないか、LINEは来ないけどもう電車には乗ってるかな、とLINEを送るが、返事はない。お腹が痛い。
そして、22:40ごろ、なんと、まだ飲んでいると来た。電話をかける。飲んでおります、と陽気な声。今すぐ抜けることもできないという。帰るのは一時間以上かかる、という。
わたしを数時間待たしておいて。
それなら早く言ってくれ、あなたは明日休みだけどわたしは明日も仕事だ、こんなに遅くなるなら新宿まで行くなり、早めにどこかで宿をとるなりしたのに。ひとつも連絡を寄越さないで。わたしお腹も痛かったし、さっきから頭痛がすると、LINEでも伝えているのに。

涙声で訴え、訴え、ようやく不機嫌な声で「じゃあ今から帰るよ」といった。「いいよ帰ってこなくて」

結局、零時ごろ帰って来た。
次の日も次の日もほとんど口をきかなかった。

鍵を忘れたわたしの落ち度だけど、何のフォローもないなんて。家族になるというのに。もしフォローするのが無理なら、無理と言ってくれればよかったのに。

翌日にはお詫びに冷凍のケーキを買ってくれていたのだけど、昨日はごめんと言われたけど、わたしも残業があったりでそんなものを食べられず、仲直りは週末になった。