君の木の下

夫婦と子どもふたりの日常備忘録

空を飛ぶ夢を見た

今日もどうでもいい話を書く。

空を飛ぶ夢を見たのだ。

 

空を飛ぶ夢は大人になってからはなかなか見なくなっていたが、ここ数年は、ごくたまーに見ている気がする。

何かに乗っているわけでも羽が生えているわけでもなく、ただ風のように飛ぶ。タケコプターみたいに自由に空中で止まったりはできない。はやいスピードで、前に進むのみ。

あんまり上空には行けない。建物なり山なりは超えていけるが、目標物よりうんと高く、とはいかない。

それでも地上数十メートルを風を切ってひゅうひゅう進むのは爽快だ。

 

ただいつも、飛んでいるうちにだんだん体が思うように動かなくなってくる。

体が重たい、自由に飛べない、と思いながら、やっとこやっとこ目標物を超えたり、ちょっと届かなくて手足を使って壁を上ったりする羽目になる。

夢の中のわたしは、「闇雲に力んで手足をばたつかせるより肩の力を抜いたほうがうまく飛べるのはわかってるんだけど…」と思いながらも、沈みそうになるのでもがきながら飛ぶことが多い。

 

 

今回の夢のいつもと違ったところは、前半は同行者がいたことだ。飛ぶのがうまい人が一緒に飛んでくれて、おかげでまったく体が重くならずに飛ぶことができた。大型商業施設などが立ち並ぶ場所で、高層ビルの間や低層商業施設の上を飛び超えた。

後半は自分一人で飛ぶことになり、やはりちょっとうまく飛べない。しかしそれでも、普段の夢よりはずっと軽やかに飛べていたような気がする。前半の同行者のおかげでコツを掴めたのかも。

 

あれはだれだったのだろうな、若い女の人だったような気がするけど。親しく接してくれて、導いてくれて頼もしくて。

起きたらもう顔も何も覚えていなかった。