夏バテがひどいので数年ぶりに養命酒を買った。
注いでみて気づいた。
注ぎ口に液だれ防止のキャップがついている。
すごい。これは結構画期的。
以前は。注ぎ口にこぼれた液が乾燥してガビガビになって、蓋が全然開かなくなっていたのだ。開ける度に難儀していた。
それが、この新たなキャップで完璧に解消されているのである。
おそらくわたしが生まれる前から世の中にある養命酒。
何十年も変わっていないかのように見える養命酒。
しかし実はこうやって、ほんのちょっとずつでも変化しているのだ。良い方に、良い方に。
自分の人生もかくありたいと思った。
代わり映えしない毎日を、でもちょっとだけ上を向いて、進む。