君の木の下

夫婦と子どもふたりの日常備忘録

四万十川と檮原町の備忘録

この日も朝から雨。
どんよりした四万十川見てもなあ、明日にする?などと言いながらもカヌー体験の予約をしているため岩間沈下橋のさらに少し上流へ向かう。

途中、車のすれ違えない場所が結構たくさんあってどきどきしながら黒を運転した。
カヌーから見る四万十川はまあまあ良かったが、なにしろ雨が冷たい。寒がりながら終えることとなった。
そのあと、いくつかの沈下橋を見てまわった。
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晴れてればなあ。四万十川はこれまでとても憧れだった。なんというか、夏休みの象徴、みたいなイメージだった。曇っててもこれだけきれいなのだから、本気モードの四万十川は本当に綺麗なのだろう。悔しい思いを引きずりつつ、この日の宿へ向かう。


今日の宿は、檮原(ゆすはら)町の農家民宿
着いたらこんな状態。
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この一列のごはん全部わたしたち二人で食べていいんだって!すごい!

他の二組のお客さんと囲炉裏を囲んで宿のお母さんもまじえて話をした。こういうところで人とはなすのがとても楽しい。向かいに座っていたのは4,50代の夫婦で、とても気さくな方だった。こういうところで出会う夫婦っていい人たちが多い気がする。なんでだろう。

今回の旅行で思ったけど、夫婦で旅をするってとてもいい。夫婦というのは社会の最小単位で、二人だけで世界が完結しうる。二人てを取り合えばわりと無敵でなんでもできる。とても旅行に適した単位だと思う。


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翌朝、宿の窓から。この辺の家7件で鯉のぼりを数十かもしかしたら数百メートルに渡ってかけている。全部で7000匹くらいいるそうだ。全部100均の鯉のぼりをひとつずつ外して付け替えて作ったのだという。

檮原町には隈研吾の建築物が4つもあって、図書館は素晴らしくて、また、木のプールは他にはない特別なものらしい。昔ながらの石垣の棚田もあったり、夏は川で泳げもする。この宿をとるまでゆすはら、という名前も知らなかったけれど、こういうところでゆっくりすごす1日を作っても良かったなあ。


今週のお題「特大ゴールデンウィークSP」