君の木の下

夫婦と子どもふたりの日常備忘録

夫の炊き込みごはん

木ノ下さんて何年目?

と最近異動してきた方たちに聞かれ、「2年目です」と答えると「ええーっ」とすっとんきょうな声で驚かれることが、たびたび。「落ち着いてるー!」とのこと。まあ歳だけなら三十路だからな。

「木ノ下さんは動じないからね。心の中で腹抱えて笑ってても顔に出ないのよ」
とうちの係の主みたいな契約社員の女性に笑われた。
「よくあります」と言うとますます笑われた。


そう、それは昔から。
学校とか会社とか、半ば公共の場でどう自分を表現したらよいかわからない。今日テンション高くても明日も高くいるのは疲れるなという想定から、基本的には低めで統一している。

でも高まったテンションを表現したいときもある。
例えば今日のお昼。
炊き込みごはんのお弁当は、もう11時くらいから楽しみで仕方なく、食べ始めると炊きたての昨日より心なしか味がしっかりしていて更においしい。
肉じゃがも味が染みている。
すっかりテンションがあがってしまった。

この料理!うちの夫が作ったんです!すっごくおいしいんです!
って誰彼かまわず自慢したい。

けど、そんなキャラではないので黙々と食べている。無表情で内心密かに幸せを噛みしめる。

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昨日の晩ごはん。
鮭のハラスの炊き込みごはん、焼きハラス、肉じゃが、水菜のおひたし、水菜とベーコンのスープ。
大木くん作。
完璧すぎる。

我が家では月に一回大木くんがごはんを作る決まりにしているのだが、大木くんの成長速度がヤバイ。
料理を始めてたった一年でこれだ。わたしが抜かされる日も近い。というかもう抜かされているのかもしれない。
大木くんのごはんがやばい。